墨田区江東橋の眼科|錦糸町テルミナかわもと眼科

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目の疾患

あ行

遠視

近視は、網膜より手前で焦点が合ってしまい、近くは見えますが遠くはぼやけてしまいます。遠視は、網膜の後ろで焦点が合ってしまい、近くも遠くもぼやけてしまいます。乱視は、水晶体が原因の場合もありますが、多くの場合、角膜の形状がひずんでいるためはっきりと焦点が合いません。また、乱視は近視や遠視の目にも起こります。

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か行

角膜潰瘍

角膜(黒目の部分)の障害は、けがなどの外傷や、コンタクトレンズの不適切な使用、細菌やウイルスの感染、ドライアイによる乾燥、その他さまざまな原因でおこります。目の痛み、充血、目やにや涙、視力低下などをおこします。角膜混濁を起こして、治療後も視力障害が残ってしまうと、角膜移植が必要になる場合もありますので、早期の治療が大切です。

角膜の障害(角膜潰瘍・角膜びらん・角膜炎)

角膜(黒目の部分)の障害は、けがなどの外傷や、コンタクトレンズの不適切な使用、細菌やウイルスの感染、ドライアイによる乾燥、その他さまざまな原因でおこります。目の痛み、充血、目やにや涙、視力低下などをおこします。角膜混濁を起こして、治療後も視力障害が残ってしまうと、角膜移植が必要になる場合もありますので、早期の治療が大切です。

花粉症

花粉症ってどんな病気?

花粉症とは、花粉によるアレルギー反応のことで、症状は主に目と鼻に現れます。免疫という防御機能が花粉(アレルゲン)に対して過剰に働き、花粉症の症状が出ます。
花粉が飛ぶ時期は、2月から4月にかけてのスギ花粉が多く、全体の80%を占めています。

どんな症状が出るの?

一般的な症状
目のかゆみ・充血・涙目・異物感などがあり、目の周りやまぶたがはれることもあります。目以外の症状として、くしゃみ・鼻汁・頭痛・咳などがあります。

こんな症状も?
上記の症状の他に、食欲不振・不眠・イライラ感・倦怠感・集中力低下などの精神神経症が出てくることもあります。

どんな治療をするの?

眼鏡やマスクの着用が大切です。
目を洗うと傷をつけてしまう恐れがあるため、人口涙液等の点眼が有効。
花粉が大量に飛ぶ日は洗濯物を部屋に干す。
外から帰宅した際は衣服についた花粉を十分落としてからお家に入る。

加齢黄斑変性

年齢を重ねるとともに網膜色素上皮の下に老廃物が蓄積してきます。それにより直接あるいは間接的に黄斑部が障害される病気が加齢黄斑変性です。

■加齢黄斑変性の分類
加齢黄斑変性には大きく分けると萎縮型と滲出型のふたつの種類があります。萎縮型は網膜色素上皮が徐々に萎縮していき、網膜が障害され視力が徐々に低下していく病気です。
滲出型は異常な血管が脈絡膜から網膜色素上皮の下あるいは網膜と網膜色素上皮の間に侵入して網膜が障害される病気です。異常な血管は正常の血管と異なり血液の成分を漏出させたり、血管が破れたりします。血液成分が漏出すると網膜が腫れたり、網膜下に液体が溜まります。そのために網膜が正しく働かなくなり視力が低下します。血管が破れると出血となり網膜を障害します。
当院では、OCT(光干渉断層計)およびFAF(眼底自発蛍光)による精密検査・治療を施行しています。
FAFにより、アレルギーショックのリスクなどのある造影剤を用いることなく、加齢黄斑変性の診断を行うことができ、有用です。
※FAF(眼底自発蛍光)とは…網膜色素上皮細胞が健康な状態を知る上で有用な画像となる可能性を有しています。

■加齢黄斑変性の症状
1)変視症
網膜の腫れや網膜の下に液体が溜まると網膜がゆがみます。ゆがんだフィルムで写すとゆがんで写るように、ゆがんだ網膜で見るとものがゆがんで見えます。黄斑部は障害されますが、周辺部は障害されていませんので、中心部はゆがんで見えますが、周辺部は正しく見えます。

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2)視力低下、中心暗点
さらに黄斑部の網膜が障害されると、真ん中が見えなくなり(中心暗点)、視力が低下します。視力低下が進行すると運転免許の更新や字を読んだりすることができなくなります。通常、視力低下は徐々に進行し、治療をしなければ多くの患者さまで視力が0.1以下になります。網膜下に大きな出血が起こると突然、著しい視力低下が起こることがあります。萎縮型と滲出型を比べると、滲出型のほうが進行が早く、視力悪化も重症なことが多いです。

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3)色覚異常
症状が進んでくると色が分からなくなってきます。

眼瞼炎

まぶたや目の周りの皮膚が腫れて赤くなったり、ただれてかゆくなったり、かさぶたなどを生じたりします。

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眼精疲労

眼精疲労とは、視作業(目を使う仕事)を続けることにより、眼痛・目のかすみ・まぶしさ・充血などの目の症状や、頭痛・肩こり・吐き気などの全身症状が出現し、休息や睡眠をとっても十分に改善していない状態をいいます。

■眼精疲労の原因
目になんらかの問題があって発生することが多いのは言うまでもありませんが、その多くは度の合わない眼鏡を使用していたり、老視(老眼)の初期などで無理な近業作業を行った場合などです。緑内障や白内障でも眼精疲労が出現することがあり注意が必要です。特にパソコンなどを使用する機会(VDT作業)が増えたため、これが原因の眼精疲労が増えています。
その他、全身疾患に伴うもの・心因性のもの・環境によるものなど、眼精疲労をもたらす要因は非常に多岐にわたっています。

急性緑内障発作

ものを見るとき、外から目の中に入ってきた画像情報は、視神経を通って脳に送られています。そして、脳がその画像情報を組み立てて認識することにより、私たちはものが見えたと感じるのです。緑内障では、その情報を伝達している視神経に異常が起こるため、目からの情報を正しく伝えられず、視力や視野に障害がおこります。緑内障のなかでも急激に眼圧が上昇し、目の充血や痛みや、頭痛、吐き気など激しい症状を起こすものを急性緑内障発作とよびます。急性緑内障発作では、発症から時間がたつほど視力、視野が失われてしまうため、すぐに治療を行い、眼圧を下げる必要があります。

近視

近視は、網膜より手前で焦点が合ってしまい、近くは見えますが遠くはぼやけてしまいます。遠視は、網膜の後ろで焦点が合ってしまい、近くも遠くもぼやけてしまいます。乱視は、水晶体が原因の場合もありますが、多くの場合、角膜の形状がひずんでいるためはっきりと焦点が合いません。また、乱視は近視や遠視の目にも起こります。

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結膜炎

おもな結膜炎の種類

■ウイルス性結膜炎(はやり目)
ウイルスが原因です。激しい充血と目やに、痛み、涙が出るなどの症状があります。他人にうつさないように、手はきれいに洗う、目を触らない、タオルは家族と別にする、幼稚園・学校や仕事は休むなどの対策が必要です。抗生剤やステロイドの点眼で治療します。10日~2週間程度で急速に改善していきますが、角膜の点状混濁や偽膜といった合併症には注意が必要です。偽膜が生じた場合には取り除く処理をしないとその後の結膜の癒着を起こすことがあります。

■細菌性結膜炎
ぶどう球菌などの細菌が原因です。抗生剤の点眼で治療します。

■アトピー性角結膜炎
アトピー性皮膚炎に合併して起こる慢性角結膜炎です。目のかゆみ、充血、目やにといった症状はアレルギー性結膜炎と同様ですが、角膜にも炎症をおこしたり、白内障や緑内障、網膜剥離を合併して重度の視力低下をおこすことがありますので、要注意です。

■アレルギー性結膜炎
花粉、ハウスダスト、コンタクトレンズ等、目にとって異物が原因で発症します。原因を避け、点眼薬で治療します。

■乾性角結膜炎
乾燥が原因でおこる結膜、角膜の障害です。人工涙液やムチン製剤の点眼、ヒアルロン酸の点眼治療、点眼のみでは改善しないときは涙点プラグの挿入を行います。

結膜下出血

結膜下の細い血管が破れて出血したものです。痛みなどの自覚症状はほとんどありません。人に指摘されて気付くことも多いです。 まれに全身性疾患に伴う場合があり、医師にご相談ください。

さ行

霰粒腫

まぶたに脂肪のようなものが腫瘤となってたまってしまい、しこりができたものです。さらに細菌感染を伴う場合は、赤くなり、痛みがでます。これを急性霰粒腫と呼んでいます。治療は、抗生物質の点眼や内服で、切開することもあります。

視神経炎

視神経炎は、視神経(網膜に映った物の形や色、光などの情報を脳神経細胞に伝達する神経)が障害される病気です。視神経の炎症によるものを視神経炎、炎症性でないものを視神経症と区別します。急激に視力が低下し、視野の真ん中の、見ようとするものが見えにくくなる中心暗点が起こります。

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弱視

眼鏡やコンタクトレンズで矯正しても、視力がでない目のことを言います。裸眼視力が、0.1であっても眼鏡などで矯正して1.0の視力がでれば、弱視ではありません。弱視治療は低年齢であるほど、良い結果が期待できます。

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た行

糖尿病網膜症

糖尿病網膜症ってどんな病気?

初期は自覚症状が乏しいため、気がつかないうちに病気が進行してしまい、ある日突然、眼底に大出血や網膜剥離を起こして、失明の危機にさらされることがあります。網膜症の早期発見・早期治療が何より大切です。糖尿病と診断されたら、眼科での定期的な網膜症のチェックを受けてください。
糖尿病では、網膜症や網膜剥離や緑内障のみでなく、白内障、外眼筋麻痺、角膜障害などさまざまな眼疾患が発現します。

なぜ糖尿病網膜症になるの?

糖尿病で高血糖状態が続くと、血管に多くの負担がかかり、血液の流れが悪くなってきます。糖尿病になると、目や腎臓に障害が起こりやすい理由は、目や腎臓には細い血管がたくさんあるためです。
網膜には、目に酸素を運ぶための細い血管がたくさん走っていますが、血液の流れが悪くなると、網膜が酸素不足となるために、血管がもろくなり、血管壁から血液中の成分が漏れ出したり、血管が破れて出血したりします。
さらに進行すると、広い範囲で血管が詰まり、異常な血管が発生するなどの変化も起こってきます。このような血管の異常によって、網膜にさまざまな障害が起こります。

どんな治療をするの? その1

網膜症が軽い段階であれば、次のような治療で、進行を抑えることができます。

血糖コントロール
食事療法、運動療法、薬物療法などにより、血糖値をコントロールすることで病変の悪化を防ぐことができます。

光凝固(レーザー治療)
網膜の虚血部分へレーザー光を照射し、熱で凝固します。これによって酸素の必要量が減り、異常な血管(新生血管)の出現を防ぐことができます。外来で受けることができ、何回かに分けて1,000カ所以上凝固します。

抗VEGF療法(硝子体注射)
糖尿病による視力低下の原因である黄班浮腫に対して、進行予防・浮腫の改善をいたします。
当院では、レーザー治療および硝子体注射(抗VEGF療法)による治療も可能です。

どんな治療をするの? その2

症状が進行してしまった場合は、手術が必要になります。

硝子体手術
硝子体(眼球内のゼリー状の組織)の大出血や網膜剥離によって低下した視力を少しでも改善させるため、または維持するために行います。
この治療法のおかげで、高い確率で網膜剥離も治療することができるようになりました。しかし、眼球内のさまざまな組織を修復する複雑な手術なので、手術が成功しても視力改善は不十分なことがあります。硝子体手術は、特殊な機器が必要です。そのため、すべての医療機関で行えるというわけではありません。
早い段階で網膜症を発見できれば、治療の作用も上がります。糖尿病網膜症では、早期発見・早期治療が何よりも大切です。

ドライアイ

涙の量が減ったり成分が変化すると、目を守るバリアとしての働きが不十分になり、角膜や結膜が乾燥して傷つきます。それにより、目がしょぼしょぼする、目が乾いてごろごろする、充血する、目が疲れるといった症状が出てきます。

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は行

白内障

白内障は水晶体というカメラで例えるとレンズの役割をする組織が主に加齢(他に糖尿病・アトピー性皮膚炎・ステロイド・外傷など)により白濁する疾患です。

症状

視力低下、かすんで見える、ぼやけて二重に見える、まぶしい、暗いところで見えにくいなどがあります。

治療

日常生活に特に支障がない段階ではすぐに手術をする必要性はなく、なるべく強い紫外線を避け、食生活、点眼薬の処方などで進行の予防となります。
日常生活に支障がない場合でも緑内障発作や手術時の合併症のリスクが高くなることがありますので、患者様の立場にたってご相談させていただきます。
日常生活に支障がある場合視力改善のためには手術が必要となります。
手術は水晶体の中身を超音波で砕きながら吸引し、眼内レンズを水晶体の嚢内に固定します。

手術の種類

①保険診療
人工レンズ代まで含めてすべて保険適応となります。使用されるレンズは単焦点レンズ、
Eyhance(⾼次⾮球⾯IOL)、レンティス コンフォート(低加⼊度数分節IOL)があります。単焦点眼内レンズはピントを合わせた場所以外は眼鏡を必要とすることが多いですが、何よりも多焦点レンズに比べて術後の色彩・コントラストが良好で、夜間まぶしいなどのハロー・グレアがあまり生じないことが最大のメリットです。また後者2種の眼内レンズの登場により、保険診療でも例えば遠くにピントを合わせた場合でもパソコンや料理などの範囲は比較的眼鏡を必要としないことができるようになりました。
②選定療養
手術の分は保険適応ですがレンズの差額は自己負担で、その分高額となります。使用できるレンズは国内認可の多焦点レンズです。
③自由診療
手術からレンズ代まで全て自己負担で高額となります。国内認可のない個⼈輸⼊多焦点レンズです。

術後、比較的眼鏡の必要がなくなる高額な自費の多焦点レンズでも、デメリットとして色彩・コントラストの低下、またハロー・グレアなどがあります。夜間車の運転をされる方、他に目の疾患のある方は特に多焦点レンズの使用には注意が必要です。
保険診療の眼内レンズでも十分に満足の得られることも多いです。

患者様の職業・年齢・屈折などにより適切な眼内レンズを選択することはとても重要です。
眼内レンズ選びに不安のある方は一度ご相談いただければと思います。

当院では白内障手術でご高名な赤星隆幸先生の日本橋白内障クリニック、その他著名な白内障手術施設を主にご紹介しています。また紹介状希望の患者様も多く来院されています。

飛蚊症

飛蚊症って何?

ある日突然に、あるいは、いつの間にか目の前に蚊やゴミのような物が飛んで見えたり、雲のようなものが浮いて見えたり、墨を流したように見えたりする病気です。飛蚊症は、あらゆる年齢層に起こりますが、高齢の方ほど、特に近視の人ほど多く見られます。原因としては、加齢による生理的なもの以外に、眼内の炎症・出血・網膜剥離等があります。このような症状がでたら、早めに眼科医院の診療を受けてください。

どんな検査をするの?

網膜・硝子体の状態を観察するため、眼底検査を行います。すみずみまで観察するため、瞳を大きくする目薬(散瞳剤)を用います。検査後はしばらくの間、ものが見えづらくなりますので車や自転車での来院は控えてください。

VDT症候群

VDT症候群って何?

VDTとはビジュアル・ディスプレイ・ターミナルのことで、VDT症候群とはコンピューターやテレビ画面、携帯電話の液晶画面などのディスプレイを集中して長時間見続けることで発症する、疲れ目や身体の不調のことをいいます。近年、このVDT症候群で、目の不調を感じる人が増えています。

要因と対策は?

VDT症候群の要因はさまざまであり、いくつかの要因が複合的に絡み合って発症します。その要因として多いのはドライアイです。長時間集中してPCモニターを見続けると、まばたきの回数が減り、目が乾燥することによって、非常に疲れやすくなります。
パソコンのモニターを目線の高さに置いているかたは、目が乾きやすく、疲れやすくなりますので要注意です。モニターの位置はなるべく低くして、目線を下げることによって、涙液の蒸発を抑えることができます。
また、眼鏡の度数は本来年齢や仕事の内容に応じて正しい度数を決めることが重要です。しかし、多くの人は遠くがよく見えるように度数を合わせがちです。30代後半以降はピントをあわせる力(調節力)が低下しますので、遠くの見え方を優先した眼鏡では、デスクワーク時に疲れてしまいます。生活環境や仕事内容、年齢に応じた正しい視力矯正をすることが大切です。

不同視

不同視は、左右の視力、例えば右の視力が1.0で、左の視力が0.1というように、両目の屈折度数に大きな差があることをいいます。

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ぶどう膜炎

眼球は、3層の膜でつくられていますが、真ん中の膜がぶどうの色、形をしているためにぶどう膜と呼ばれています。ぶどう膜は、虹彩、毛様体、脈絡膜と呼ばれる部分からなり、そこにおきる炎症がぶどう膜炎です。目が赤い、痛い、まぶしい、涙がでる、見えづらい、かすんで見えるといった症状が出ます。ぶどう膜炎には重症のものも多く、失明する可能性もあるので、これらの症状がでたらすぐに眼科を受診してください。

ま行

網膜剥離

網膜剥離の多くは、網膜に穴ができてしまい(網膜裂孔)、そこから網膜がはがれてしまうものです。網膜剥離の初期症状としてよくあるのが飛蚊症です。また、目を閉じると端のほうに光が走る光視症も網膜剥離の初期症状として現れることがあります。網膜剥離の範囲が広がると、視野の欠損や、急激な視力低下、失明にいたることもあります。
当院では、初期の網膜剥離に対しては、レーザー治療により進行を防止する治療を行います。

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ものもらい[麦粒腫]

まぶたが赤くはれ、痛みがあり、原因は細菌感染です。抗生物質の点眼や内服で治療します。切開して膿を出すこともあります。

ら行

乱視

近視は、網膜より手前で焦点が合ってしまい、近くは見えますが遠くはぼやけてしまいます。遠視は、網膜の後ろで焦点が合ってしまい、近くも遠くもぼやけてしまいます。乱視は、水晶体が原因の場合もありますが、多くの場合、角膜の形状がひずんでいるためはっきりと焦点が合いません。また、乱視は近視や遠視の目にも起こります。

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緑内障

緑内障とは、視神経が障害され視野が徐々に欠けていく病気です。40歳以上では20人に1人は緑内障と考えられており、決して珍しい病気ではありません。また、20代、30代でも緑内障は発症することがあります。日本人の中途失明の第1位は緑内障です。

症状

初期の段階では自覚症状はありません。両眼で見ているともう片方の目でカバーしてしまうため、視野が半部以上欠けた中期~末期まで自覚症状のない方もいます。また眼鏡・コンタクトレンズ処方、結膜炎、ものもらいなど緑内障とは関係のない疾患で発見される方も非常に多いです。一度失った視野は二度と回復しません。できる限り早期に発見して眼圧をしっかり管理、適正な治療を継続すれば多くの場合は失明に至ることはありません。

早期発見のためには

以下の方は早期に緑内障の検診をお受けください。

  • 検診で視神経乳頭陥凹、視神経線維束の菲薄化、眼圧が高いと指摘された。
  • 両親や兄弟に緑内障の方がいる
  • 近視が強い
  • 目が疲れやすい

当院では眼底検査、最新のOCT(眼底三次元画像解析)、OCTA(光干渉断層血管撮影)、ハンフリー視野計を用い、できる限り当日に速やかに精密検査を実施しております。

治療

治療の基本は第一に眼圧を下げることです。緑内障の7割以上は眼圧が正常(10~21mmHg)な正常眼圧緑内障です。正常な眼圧であっても視神経がダメージを受けてしまっているため更に眼圧を下げる必要があります。眼圧下降治療には点眼薬、レーザー、手術があります。通常は患者様のライフスタイル、基礎疾患をお聞きして数種類ある点眼薬の中からご相談して治療を開始します。

当院では緑内障治療に力を入れています。緑内障学会にも所属し最新の知見について常にアップデートして患者様にとって最適な医療を提供しております。健診で高眼圧、視神経乳頭陥凹(疑い)、視神経線維束の菲薄化等の異常を指摘された患者様、眼鏡・コンタクトレンズ処方、結膜炎やものもらいなど他の疾患で受診された患者様で緑内障の疑いがある場合はOCT(光干渉断層計)、自動視野計(ハンフリー視野検査)など最新の医療器械を用いて診断させていただいております。緑内障のリスクがほぼない場合は長期的な観察、現時点では緑内障はないが将来的にリスクがある場合は1年程度、前視野緑内障といわれる視神経線維束の菲薄化を認めるものの視野欠損のない場合は年齢と眼圧値によって半年程度もしくは点眼薬開始、と患者様の屈折度数、年齢、家族歴、眼圧値、視神経線維束の厚さ・上下差によって定期検査の間隔や治療の開始をご相談させていただいております。緑内障の確定診断に至った場合は点眼薬、SLT(レーザー線維柱帯切除術)を用いた治療開始の提案をさせていただいております。

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老視[老眼]

老視(老眼)とは、目の老化現象のことです。加齢に伴い、水晶体の弾力性が低下したり、水晶体を支える毛様体筋が衰え、その結果ピントを合わせる調節機能が低下して、近くにピントを合わせにくくなった状態をいいます。近くのものが見えにくくなるので、本や新聞を遠くに離して読んでしまいます。また、読書後に肩こりや疲れ目、頭痛などの症状が出る場合もあります。

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