墨田区江東橋の眼科|錦糸町テルミナかわもと眼科

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レーザー治療

当院のレーザー治療機器と治療内容

眼底レーザー

眼底レーザー
NIDEK社

後発白内障治療レーザー

後発白内障とは白内障の手術が終わった後に生じる目の中の混濁によりかすんだり視力が低下する状態です。早い方では数週間~人によっては数年後に発症します。
目の中に入れた人工のレンズはほぼ濁りませんが、レンズを支えている後嚢と呼ばれる水晶体の膜は自分の体の組織で、この袋が濁ると視力が低下します。
後発白内障治療レーザーは濁った膜の一部に穴をあけ濁りを取る治療です。

手術の概要

点眼麻酔後、約数分間YAGレーザー光線を照射します。
髪を切ったり爪を切ったりするような感覚で痛みはほとんど感じません。
自然治癒は期待できず、薬物治療も無いため、視力を改善させるためにはレーザー手術が必要です。
ほとんどの場合、一回の手術で治療が完了しますが、まれに再発し、追加の治療が必要となることがあります。
白内障の手術を受けた直後はよく見えていたのに、最近またかすみや見えにくいなどの症状が出てきた場合は後発白内障の可能性がありますのでご相談ください。

緑内障治療レーザー(SLT)

開放隅角緑内障の治療のためには眼圧を下げる必要があります。
眼圧下げるためには点眼、レーザー、観血的手術があります。
点眼は比較的侵襲(体への負担)が少ない治療ですが、点眼を忘れてしまうとその間は眼圧が高い状態になり緑内障が進行するデメリットもあります。
観血的手術は侵襲が大きい治療法で点眼やレーザー治療を行っても眼圧のコントロールが不良の場合、もしくは視野の悪化が進行する場合に選択されます。
緑内障治療レーザー(SLT)は一度行うとある程度の期間(2年~3年程度)持続するので、その間は眼圧のコントロールが良好な状態をキープすることができます。
点眼薬だけでは眼圧コントロールが困難な方、妊娠中・授乳中、副作用で点眼薬の使用ができない方、時々点眼薬の使用を忘れやすい方、ご高齢の方にはよい適応となります。

選択的レーザー線維柱帯形成術の有効性

緑内障治療レーザー(SLT)の有効率は70%程度と報告されています。
眼圧の下降効果は個人差はありますが、点眼薬1~2本分程度と考えられます。
レーザーによる痛みはほぼありません。レーザー治療時間自体は5分程度です。
レーザー後はぼやけることがありますが1時間ほどで自然に改善することがほとんどです。
ごくまれにレーザー後眼圧が著しく上昇することがあります。

レーザー虹彩切開術(LI)

閉塞隅角緑内障とは?
目の中には房水という水があります。房水は毛様体というところで作られ隅角(虹彩の根元)から吸収されていきます。その隅角が閉塞して眼圧上昇を起こしている状態です。
レーザー虹彩切開術(LI)は、レーザーを虹彩に照射することによって小さな穴をあけ、房水の流れをよくする手術法です。虹彩根部にレーザーで小さな孔をあけると、虹彩の押し上げが解除されるので、虹彩根部が繊維柱帯から離れます。

手術後の注意点

ごくまれに水疱性角膜症などの重篤な合併症を生ずることがあり、光輪症や羞明、影がみえるなどのみえ方の異常を訴える患者さまがいます。

急性緑内障発作とは?
元来正視~遠視めの方や加齢で水晶体が厚くなってくると隅角の空間が狭くなってきます。
夜中トイレに起きたり起床時などに瞳孔が広がっていると隅角が閉塞して眼圧が急上昇してしまうことがあり、急な眼痛・頭痛・吐き気・視力低下で発症します。対応が遅れると数日で失明に至ることのある怖い病気です。
レーザー虹彩切開術(LI)はこの急性緑内障の治療や発作の予防のために施行します。

網膜剥離予防レーザー

網膜剥離予防レーザーでは網膜に開いた穴を堤防のようにレーザーで囲い、穴が広がらないようにします。
点眼麻酔後、座ったままの姿勢で約5分~10分間レーザー光線を照射します。
照射中は頭にズンとした痛みを感じることがあります。
何もせず放置すると、網膜剥離が発生・拡大し、最悪の場合、失明するおそれがあります。
通常1~2回程度で治療は終了しますが、将来の網膜剥離の発生を100%確実に防ぐことはできません。
病気の勢いが強い場合、より治療設備の整った医療機関をご紹介させていただくことがあります。
異物感、まぶしさ、充血などは通常数時間~数日以内に軽快します。
ごくまれに、網膜に新たな裂孔の形成や硝子体出血を起こし、追加の処置が必要となることがあります。

糖尿病網膜症治療レーザー

糖尿病網膜症治療レーザーでは網膜の広い範囲にレーザーを打つことで、網膜症の進行を停止させます。
点眼麻酔後、座ったままの姿勢で約5~10分間レーザー光線を照射します。
照射中は頭にズンとした痛みを感じることがあります。
何もせずに放置すると、増殖硝子体網膜症、血管新生緑内障に至り、失明することがあります。

※生命保険などにご加入の方は、給付金支給の対象になる場合があります。
上記手術名をご担当の保険会社営業職員にお伝えください。

飛蚊症レーザー治療

レーザーによる飛蚊症の治療は保険適応外(自費)になります。
明るい場所や白い背景を見つめたときに、目の前に虫や糸くずなどの影がちらつくことがあります、これを飛蚊症といいます。飛蚊症は硝子体という目の中の透明なゼリー状の繊維の反射や影です。飛蚊症には網膜剥離などの原因の病的なものと、加齢による生理的なものがあります。
病気が原因の場合はその原因の治療が優先されます。
生理的な飛蚊症の場合の治療には①放置(経過観察)、②レーザー手術、③硝子体手術があります。
飛蚊症の滞りの形態、場所などを詳細に確認し可能な場合はレーザー手術のご相談になります。

手術の概要

点滴麻酔後特殊なコンタクトレンズを装着し、レーザー光を照射します。
治療中小さな黒点や影が見えますがこれは硝子体の濁りが小さな気泡へと蒸発されているサインです。これらの気泡は硝子体に再吸収され、すぐに消失します。
治療直後に視界の下部に小さな黒点が見える場合がありますが、早期に消失します。
治療直後に軽度の不快感、充血、または一時的なかすみ目が生じる場合があります。
レーザー治療中に目を動かすことは治療の妨げになります。
網膜損傷や外傷性白内障、眼圧上昇などのリスクは過去の報告においても低い確率ながら存在します。

手術の費用

会計窓口でお支払いいただく一連の(1~2回)おおよその手術料金(税込み)
片眼 150,000円
両眼 300,000円